こんにちは、シャンプーソムリエのCHIKAです。
今日はリンスインシャンプーについて書こうと思います。
『旦那や子供がリンスインシャンプーを使っているんだけど良いの?』
と質問される事がたまにあるんです。
まず、リンスインシャンプーの仕組みは、
単純にシャンプーとリンスを混ぜて出来ているものではないです。
混ぜたらお互いが引き合ってくっついてしまい、シャンプーとしての機能もリンスとしての機能も失います。
なのでリンスインシャンプーはリンスの分子を化学の力を使い高分子にして
「シャンプー → リンス」の順で髪を洗ったことにしています。
その他、髪の毛を洗うのに邪魔をしないリンスの成分を含ませています。
そしてリンスインシャンプーとして販売されているわけですが、
実際はこの仕組みが上手く機能することは少なく、髪がゴワゴワになってしまったり仕上がりが良いとは言えません。
【シャンプーは汚れを取るものです。】
【リンスは膜を張るもの】だと考えると、
反対の役割をするものですよね?
足していけばプラスになるわけではなく
マイナスに働くこともあります。
リンスの成分が頭皮につくことで刺激が起き、炎症なども起こしやすくなります。
パーマでも還元剤と酸化剤と言うのがあって、
1液で還元して2液で酸化させるんですが同時に入れるとそれぞれの役割を果たせません。
時代背景を見ても、ヘアカラーやパーマをする人が増えてきてリンスインシャンプーでは髪の毛のコンディションをカバーすることは難しくなったと思います。
なのでシャンプーの後にリンスやトリートメントをしたほうが洗髪もしっかりできて、
仕上がりも確実に良い状態になります。
リンスをしなくていいというメリットは大きいかもしれませんが、お肌と髪の毛のために別々で使って頂けると嬉しいですね。
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